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生米パンを手軽に

  • 執筆者の写真: yd
    yd
  • 2022年4月7日
  • 読了時間: 2分

もともとおにぎりよりパンが好物でしたが、グルテン不耐(gluten intolerance)を発症してから、小麦・ライ麦のパンは控えています。


グルテンフリーのパンを作るのは、生米から製パンできるパナソニックのゴパンがしばらく活躍してくれましたが、長い時間がかかるわりに十分に膨らまないようでした。米粉から焼くのも試しましたが、小麦粉よりはるかに高価である上に、有機米粉は入手先がとても限られるので困ったなあと思っていたら、オンラインではナマの米粒からパンを焼くレシピがたくさんあることを知り、試行錯誤を繰り返しています。


今回のブログはその中間報告です。個人ブログやレシピサイトなどで多くの方々のお世話になりました。特にクックパッドの以下のレシピは参考になり成功につながりました。熱心に追求している専門家の方はさすがですね。これをベースに玄米でアレンジして焼いています。やっとかなり満足できる膨らみ方になってきました。お礼申し上げます。



私の条件は、

有機玄米150g (浸水すると205g)

有機なたね(オリーブ)油17g

有機メープルシロップ 11g

ヒマラヤ岩塩 2-3g

40-50度のお湯(活性炭浄水)90g

白神酵母(ドライ・イースト菌)4g


手順は以下の通り。

1 最低3時間浸水

2 ブレンダーで30秒攪拌3回

3 霧を吹いて40度湯煎30分

4 室温5分膨らませる

5 霧を吹いてオーブントースター30分


浸水を除く所要時間は、作業10分プラス湯煎40分プラス焼き時間30分、合計80分。作業時間そのものは10分かかりません。慣れるまでは、途中で膨らみ具合や焼き加減を確認する必要はあります。


特に重要なポイントは湯煎の温度です。私は電子レンジや発酵モード付きのオーブンがないので、電気調理台(電熱レンジ)をいちばん弱く設定し、それでも熱くなりすぎるので、鍋を1/2くらいずらして置いて温度調整しています。膨らみ方に直結します。


その他気にしていることは以下の2つ。

a. ステンレスのパウンドケーキの型は底だけ油をたらして、取り出しやすくする(化学物質溶出の危険を避けるため、テフロン加工の型は使いません。表面加工されているクッキングシートやシリコーン用具・シートも使いません。これらはとても便利ですが、有機フッ素化合物やシリコン樹脂からの化学物質の溶出は深刻な社会問題になっています)

b. 型は洗わないで翌日使用する(資源節約、時間節約)


米粉がなくてもふわふわのグルテンフリーのパンが食べられるのは本当に嬉しいことです。本日焼いたものは、少し気泡が少なめの個所がありましたが、玄米にもかかわらずふわふわした食感を楽しめるものでした。






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