オランダのPFAS最新 2022 The latest PFAS restrictions in the Netherlands
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- 2022年12月16日
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オランダは日本とともにデュポン社の海外工場があり、テフロン製品製造でPFAS（有機フッ素化合物）が環境汚染を引き起こしています。国家規制として本年（2022年）に２つの前進がありました。
１つは、2022年7月1日から食品に接触する容器について４種類のPFASを禁止したものです。製造過程での使用も製品内の残留も禁止です。ピザ・ボックスや紙皿などが対象です。４種類はPFOA, PFOS, PFNA, PFHxSです。
もう１つは、工場排水中のPFAS濃度規制を打ち出したことです。現在オランダの水道水基準は全PFAS合算で4.4ng/L（１リッター当たり4.4ナノグラム）ですが、工場排水も同じ基準が適用されます。オランダ・タイムズ紙によれば、何十もの会社がこれで影響を受けます。
いずれの方針もオランダ政府がPFAS汚染を深刻に受け止めていることを示しています。ちなみに日本の水道水基準はPFOAとPFOS合算で50ng/Lで、オランダの基準よりはるかに甘い基準です。排水基準が飲料水基準と同等だというところに驚愕しています。
参考URL:
Excerpts:
"Four PFAS may not be used in the manufacturing of food contact materials and may not be present in FCMs as a contaminations."
"With immediate effect, the PFAS limit in waste water may not exceed the allowable amount in drinking water. In places where drinking water is extracted, measurements must not exceed 4.4 nanograms of PFAS per liter of water."
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