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Nitrites in bacon 発色剤の発がん性

  • 執筆者の写真: yd
    yd
  • 2022年12月30日
  • 読了時間: 2分


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ガーディアン紙の最新記事で、動物実験の結果、加工肉製品に多用されている亜硝酸ナトリウムの発がん性がさらに明らかになったとのことです。最新の科学誌ネイチャーに掲載された論文によるものです。


北アイルランドのクィーンズ大学の実験で、ねずみに発色剤15%を加えた加工肉を与えたところ、発色剤を含まないネズミより75%腫瘍が多く発生し、腸に限って言えば82%も増加しました。もっと少ない量でも発がん性が認められているとのことです。


イギリスにおいても、90%のベーコンやソーセージは発色剤を使用しています。


世界保健機関(WHO)が発色剤により年間世界で32,000人が腸の腫瘍にかかっていると認めています。



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亜硝酸ナトリウムは、加工肉の保存性を高めるほか、綺麗なピンク色になり食欲をそそるため多用されています。発色作用だけでなく増量効果もあります。つまり少ない肉で大きい製品を作ることができます。


日本でも、スーパーマーケットのベーコンやソーセージの加工肉製品に発色剤が多用されています。


この実験結果は、発色剤を摂取していない動物と比べて顕著に腫瘍が多い点で注目に値します。


次にスーパーマーケットで買い物する時には原材料表示を確認してみてください。生ハムや冷凍のベーコンには、ポークと塩だけで製造したものがあります。







参照記事

https://www.theguardian.com/society/2022/dec/27/too-much-nitrite-cured-meat-brings-clear-risk-of-cancer-say-scientists?CMP=Share_AndroidApp_Other

 
 
 

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